琉球

雪国の世界遺産と山菜

文化遺産 ☆ 琉球王国のグスク及び関連遺産群

 
現在地文化遺産☆琉球王国

琉球王国のグスク及び関連遺産群






  琉球王国のグスク及び関連遺産群は、平成12年(2000年)に世界遺産(文化遺産)
  に登録されました。
  琉球列島は日本列島南端の沖縄県那覇市に位置します。この地方では「城」と書い
  てグスクと呼びます。





 





  琉球王国は、中国や朝鮮、東南アジア諸国などの交易を経済基盤としていて、当時の
  日本の文化とは違う国際色豊かな、琉球独特の文化が形成されました。その特色を如
  実に反映している文化遺産がこの城です。



  今帰仁城・座喜味城・勝連城・中城城、首里城が築かれています。これらの城壁は、珊
  瑚石灰岩によって作られていて、曲面を多く使われている琉球独自の特色がみられま
  す。また、円覚寺跡、玉陵、識名園(別邸)が残っており、王国文化をうかがうことができ
  ます。







 









 


  今帰仁城跡(なきじんじょうあと)今帰仁村


   標高100メートルの古期石灰岩丘陵に築かれた三山鼎立時の北山王統の居城で
   す。グスクは6つの郭からできていて、城壁は、地形をうまく利用しながら野面積み
   で屏風状につくられています。

 


  座喜味城跡(ざきみじょうあと)読谷村


   中山軍の今帰仁城攻略に参加した有力按司の護佐丸によって築かれたグスクで
   す。国王の居城である首里城と緊密な連携を図るという理由から、首里城より眺望
   可能な丘陵上に立地しています。


   グスクは、2つの郭からなっていて、城壁は琉球石灰岩を用いて屏風状に築かれ
   ています。

 


  中城城跡(なかぐすくじょうあと)中城村、北中城村


   王命によって護佐丸が整備した城(グスク)です。勝連城主である阿蘇和利を牽制
   するために作られたものです。グスクは6つの郭からなり、県内でも城壁が良く残る
   城(グスク)の一つです。


   城壁は、琉球石灰岩の切石を使用し、地形を巧みに利用しながら曲線状に築かれ、
   櫓門や石造拱門の城門があります。

 


  勝連城跡(かつれんじょうあと)勝連町


   琉球王国の王権の安定過程で最後まで国王に抵抗した有力按司である阿麻和利
   の居城です。眺望のきく北から西、さらに南側は険阻な断崖を呈した地形を利用し
   て築城されています。
   城内には建物跡、火の神を祀った聖域、王・ノミヂ獄と称される円柱状に加工され
   た霊石があります。


 


  首里城跡(しゅりじょうあと)那覇市


   那覇港を眼下にして築城されたグスクです。琉球王国の居城として王国の政治や経
   済、文化の中心的な役割を果たしたグスクです。
   正殿は琉球独特の宮殿建築で、第二次世界大戦で焼失し、平成4年に復元されまし
   た。

   正殿前の御庭は、冊封をはじめとした国の重要な儀式が行われた場所です。


 


  玉陵(たまうどぅん)那覇市


   第二尚氏王統の墓として造営されました。前面にレリーフが施され、三室の墓室、中
   室、東室、西室それぞれの室ごとに機能が異なっています。
   墓庭にはサンゴ片が清めのために敷かれています。


 







  



 


  識名園(しきなえん)那覇市


   王家別邸の庭園として築庭されました。冊封使(中国皇帝の使者)をもてなす場所と
   しても利用されていました。庭の地割には日本庭園の影響がみられ、石橋や六角堂
   の意匠には中国の影響が見られます。全体的には琉球独自の構成や意匠を主体と
   しています。

 


  園比屋武御獄石門(そのひゃんうたきいしもん)那覇市


   石造の門です。日本と中国の両様式を取り入れた琉球独特の石造建物です。木製
   の門扉以外は全て木造建物に似せた石造となっています。門背後には樹林地があり、
   御獄と呼ばれる聖域です。

   国王が国内を巡幸したり、出かける際の祈願を行った場所でした。この御獄には
   現在でも多数の人が参拝に訪れています。

 


  斎場御獄(せーふぁうたき)知念村


   王国最高位の女神官である聞得大君の就任儀式「御新下り」が行われた格式の高
   い御獄です。琉球の開閥神である「アマミク」が創設したとされる御獄の一つです。


   御獄内は、様々な形状をした奇岩や樹林地があるます。大庫理、寄満、三庫理は同
   様の名称が首里城正殿内に存在していますので、王権と深い関わりがあったことは
   明らかです。
   琉球地方に確立された独自の自然観に基づく信仰形態を表す顕著な事例です。


 









           







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